◆上映会&シンポジウム◆
大型の台風15号、関東上陸かと報じられる中、大変気をもんだのですが、何とか当日夜半にずれ込みホットする一方で、会場に足を運んでくださる予約客の動きがやはり気になります。しかし、開始時間が近くなると、当日客には番号札をお配りし、予約客を先行して会場に入っていただくまでに、どんどんと人が集まってきました。
中には、1歳の乳幼児を抱えた若いお母様も、また小学生を連れられたお父様も来られたり、また遠くは福島から、そして早々と予約申し込みをされた町田や狛江、入間など会場まではかなり時間がかかるかと思われるところからもお見えになりました。
会場満席の状態で上映開始。95分間、笑あり、シーンと静まり返る時あり、会場後方から拝見していると、映画に集中している一体感が満ちた会場となっているように感じました。
後半のシンポジウムは、菅原さんが初めに障害者の現状生活を話され、それぞれのパネリストの自己紹介へと入っていきました。映画出演者桑田さんのお母様、当事者お二人、そして福祉の現場から木村さんが参加。それぞれ個性を思う存分出されたトークが続き、会場におられる方々も映画の余韻を持ちながら、真剣に聞き入っていたように思います。
終了間近に時間をとって、会場とのやり取りが始まりました。早々と手を上げる方が何人もおられ、それぞれの思いが胸に満ちていた感があります。桑田さんへの宙夢くんが自立に至った経緯への質問、介助者たちとの相性の問題や、24時間介助の具体的時間割りなど当事者同士ならではの対話が続きます。また菅原さんや木村さんからは長年携わってきた介護職としての実体験とそれに基づく、深い考察など。個性豊かといえば、当事者として参加くださったお二人の軽妙なトークには、会場に穏やかな笑いと共感の暖かな空気が流れたように思います。
シンポジウムの時間を使って「道草ノート」を配りました。そこにびっしりと書かれた文章には、福祉が抱えている問題や、提言や、気持ちなどが熱心に綴られており、大変読み応えあるものでした。(参考:本記事の最後にノートの写真を
掲載してあります。)
<道草ノート>
最後に、ボランティア参加の方から、早速投稿していただいた感想文がありますので、ご覧いただければと思います。
https://note.mu/nekobutuproject/n/nab69130fa856
<アンケート集計>
回答数39 配布数130 回答率 30パーセント
1本日の映画&シンポジウム 全体の感想についてお聞きします
【1】 全体感想
a 32 b 7 c d 無回答
【2】 a~d それぞれの理由をお書きください
・地域の中で支援を受けながら自立して生活できていることが素晴らしいなぁと思いました。
・障害のある子どもと触れ合うことはあるが、今回の主人公は成人の方が多く、子ども達の将来のモデルをドキュメンタ
リーで見ることができました。
・普通の生活だけど普通って何?というような気持になりました。障がい者も健常者も一緒に生活できる。それが普通。ま
だまだ日本は遅れているのかな?
・映画がとてもよかったです。シンポジウムも保護者の方、当事者の方、支援者の方、そろっていらして、それぞれのお話
が聞けて参考になりました。
・普段なかなか聞けないお話が聞けて良かったです。
・障がいがあるということはその人がすごく分かりにくくて、その為に理解しにくい部分があるけど、映画を観て、人間っ
て全体で表現する生き物だし、付き合えば、知り合えば知り合う程、愛情を持てる存在なのだなと感じることができた。
・知的自閉の子どもを持ち、将来の在り方を考えさせられた。自立などをムリと思っていたが、希望が持てた。
・穏やかな、音楽と、知的障がいのある方と介護をされていらっしゃる方、ご家族の間に流れる特有な時間を実際には大変
な事も多いと思いますが、心地よく感じました。
・映画とシンポジウムどちらも参加できてよかった。親が思いえがいている子の生活の考え方捉え方?一般世界の価値観に
おどらされている事を再確認できた。
・当事者も介護者の力を借りて、色々体験できるということがいいと思う。自立生活ができるようにもっと広がれば良い。
福祉士になる人が増えてほしい、処遇改善に!(国の仕事)
・多少の関心は抱きながら無縁に過ごしてきましたので大変印象深い映画を拝見できて感謝です。もっともっと地域に根ざ
した活動として社会の皆様に知って頂けるスタート地点として、この映画が広く上映されるとよいと思います。
・沢山つらい思いをしている事に、社会の仕組み?流れ?あり方?がゆがんでいると感じました。
・当事者の方々は思いをたくさんはもっているんだと感じました。
・一輪車の詩と、一輪車のリョースケを追いかける介護者のシーンにジーン。みんなの表情がとてもよく伝わってきまし
た。とても人間らしい映画だと思いました。練馬の風景も美しかったです。区民としてうれしい!みんなにみてほしい!
リョースケの帽子やTシャツとかがオシャレ!選んであげてるんでしょうね、愛を感じました。
・当事者の無邪気な心がしみました。ここに登場する当事者たちはかなり恵まれている方たちと思います。
・ドキュメンタリーは人の心を打ちますね
・面白かったです。自分も一人暮らしをしてみようかな?と思いました。
・頑張っている映画、ではなく、温かな心がほっこりする映画でした。笑顔が多くてよかったです。いい時間をありがとう
ございました。
・「I-LDK」を初めて知りました
・自立生活をしている人の生活を少し知れました。
・映画そのものがよくできていたと思いました。楽しさ悲しさ色々なものを感じました。
・クスクスと笑ってしまいました。自然体の人間が美しいです。
・菅原の進行はよかったです。たださいしょの説明。なぜ地域生活をする人が少ないかの説明をもう少しわかりやすくして
欲しかった。桑田さんの話していた「うちの子は自立生活しか道はなかった」という話と矛盾しているようにも聞こえた
ので、、桑田さん素敵な人でした。
・当事者と介護者のふれあい。それと会場の笑顔。
・90分上映がより深く長く感じました。素に戻れる映画でした。
・地域には様々な人がいるということを知る機会になるので良かった。映像の力は大きいし、シンポジウムも考える機会に
なった。今後もこういう機会をぜひ作ってほしいと思う。
・自閉症の息子を持つ親として自立は悩ましい問題なのでいろんな方たちの自立生活を見られることで選択肢を広げられた
らと思いました。実際重度で一人で暮らすということは夢のような話でしょうが・・・。
・道草ってワクワクします。大人になった今でもいつもと違う風景や空気や人に出会えたり。道草を良いと思ってくれる周
りの人がいれば信頼できる人がいれば、りょうすけさんがスケボーの時に見せてくれた笑顔が広がるのではないか。
・映画だけでなく後半のシンポジウムがあったのがよかったです。今日集まった方は障がいに何かしらの関りがある方がほ
とんどだと思いますが、このような場を折々にアチコチであることが必要だと思います。また開いてください。一般の方
や普段障がいを意識したことのない方々にも見てほしい、来てほしい、興味を持ってほしいです。
・思っていた以上に人が多くて興味関心が広がっているのだなぁと思います。マンガで読んだぐらいしか自閉症について知
らなかったので今回きちんと映像を見て実際どういうものなのかが見れてよかったです。
・今回の「道草」にボランティアとして参加させていただきました。映画やシンポジウムで初めて知ること見ること聞くこ
とがあって自分のためになりました。ありがとうございました。「自閉症」は見聞きしたことはありますし、何となくで
ありますが知っています。そういうマンガがあるように、この映画も市販化してほしいです。イベントに来れない人でも
知れるような方法があればよいなと思いました。
・障害をもっている方が普段どのように生活しているかをありのままの姿で見れて、初めて知ることが多かったです。介護
者もいろいろなことを考えながら障がい者と接し、よりよくしようとしていて、すごいと思いました。
・それぞれの人のライフヒストリーがある程度詳しく紹介され、他害行為もしっかり描かれており、障がい者でけでなく介
護者の人となりも感じられたため。
・障がい者と介護者の関係性、それぞれの支援や毎日の生活が非常にわかりやすく、こんな生活が可能なのかと驚きと同時
に明るい気持ちになりました。
・お母さんの「迷惑をかけている。声を出している」また映画の介助者の「ターは言わない、シー」これは本音なのでしょ
うか。それが全く受け入れられる社会になりたい。
・障がいを持っていても親から離れて支援する人と生活する人たちがいるということをしって嬉しかったです。各人各様の
ありようが垣間見られ、関係の作り方の難しさがありながらも介護するされるからお互い生きていくことを目指している
ことを感じられ大変良かった。ここに映された人々はかなりの恵まれた人々である事も考えなければなりませんね。
2「道草」の映画をご覧になって、とくに考えられたことがありましたらお書きください。
・もっと多くの障がいがある方たちが当たり前に自立生活が実現できるよう、この映画によって人々の意識が変わるといい
なぁと思いました。
・「本人はできたのかもしれないが、私たち(親)がさせなかった」というご夫婦の言葉が印象的でした。健常者のようにコ
ミュニケーションがとれないストレスも大きいと思いますが、彼らの成長であったり、愛らしい一面であったりといった
魅力があるからこそ続いている活動なのだと感じました。
・映画で観ると、例えば「マンホールを踏みながら歩く」とかクスッと笑ってしまうのですが、実際急いでいる時、イライ
ラしてしまったりすると思うので、一人で、、だけではなく支援者の助けも借りて気持ちに余裕を持って生活できたらい
いと思います。その為に、やはり福祉の仕事につきたい人がきちんと生活できるようにお給料の面とかも改善されたらい
いと思います。
・知的障害重度、自閉症者の息子、親亡き後は入所施設しかない、と思っていましたが、何か新しい道も考えたくなってき
ました。
・施設いう場所は限られた空間、限られた人間関係というしばられた環境の中で過ごしているにすぎないんだと改めて感じ
ることができた。人は色んな場所、人、もの、自由な空間で生きているのだと感じることができた。
・子どもの事を理解して下さる介護士さんと出会いが関わることができたら、、と思いました。地域生活ができるかな、、
・障がいのある方の存在がなければ健常者は存在しないという事を以前別の映画で観て思い出しました。命をないがしろに
しないような社会が必要だと思います。障がい者理解が全体にとっても生きやすい世界を作っていくように再認識しまし
た。
・本人が自立心ゆたかに生きるとは、、共に歩ける支援者がふえるといいな、どうしたらいいのかを考える機会になりまし
た。
・「優生思想」を問題にするのなら、今係争中の優生手術裁判についてもふれて頂きたかった。見た人が良かったねで終わ
るのではなく、何ができるのかを提示することを真剣に考えていってほしい。
・今回、残念ながら映画は見られませんでした。その機会にぜひ観たいと思っています。
・初めての参加でよくわからないという感想ですが、当事者はしあわせだなと思いました。介護者の方は大変でしょうが、
当事者と対等に接していてすばらしいと思いました。
・南田中の図書館の近くに住んでおりますので、図書館での上映会を提案するつもりです。関連機関の今後の発展を心から
祈ります。
・障がい者への理解、介護者とのかかわりが観れてユーモアもあって良かった。子どもが観るようのものがあると(学校上映
とかでも)子ども自身が色んな人がいると知れて良いと思う。パラリンピックのものもそうですが、子どもは興味関心を持
って観てくれると思うのでしょうか
・高齢者福祉の中で勤めていますが、障がい福祉の介護の在り方、現状を見て、とても生活に沿っていると感じました。人
が生きることは生活すること、生活に沿って初めて支援なのだと感じました。人と向き合うことの難しさと大切さが心に
残りました。
・当事者と介助者との関係、やりとりがとても興味深かったです。
・「道草」できる、しあえる地域にするには、どうしたらよいか、、?介護者ではないので、どんな風に関り、できること
があるのか、考えたいと思いました。
・介護の方たち、ご家族も含め、献身的な姿勢に胸打つものがありました。
・何か行動を起こすことで考えることができると思いました。
・自分も自傷行為をすることが多いので、この映画をみて自傷行為を減らそう。やめよう。と思いました。
・「自立生活」という意味を深く考えさせられました。障がいの重さで自立が「できる、できない」なんてことはないのだ
とわかりました。
・散歩の自然の場面が本当にきれいでした。
・ゆういちろうさんですが、施設や薬で暴力が彼にしみこんでしまったと考えると、とても悲しく、対比的に石神井公園の
自然に癒されていく彼を見て、心が動きました。
・障害を持った方たちとの関りを増やしたいです。自分もそうしたいし、自分の周りの人たちにも働きかけたいです。優し
い社会になりますように。ハンディーを持った方たちでないと作ることができない、そう思います。
・介護の人が「「ター」と叫んでいるとびっくりするからやめよう」といっていたけど一緒に叫ぶとか、散歩している人に
も呼び掛けてもいいのでは?「ター」ってそんなに大きい声かなぁー。それと「彼らの存在もあっていい」と介護の人が
言ってましたが、当たり前だと。そんなことあなたに言われる筋はないと思って腹が立った。
・介護人派遣センターの北沢さんは慎重に外に出ないようにし、グットライフの人はまずやってみようと提案していた。こ
のやり取りがすごく興味深い。介護人派遣センターの今までのやり方が問われているように思った。(スイマセン、長年
やってきたことを否定しているつもりはないのですが)
・映画に出ている当事者は男性ばかりでした。どうしてでしょうか?女性は自立していない?そんなことはないですよねぇ
・日常のできごと、共有する時間ってやっぱりとても大切。
・石神井公園の背景が美しい、公園の散歩はすべての人にとって平等である。世の中(社会)がすべての人にとって平等で
なければならない。
・自分の家族に障がい者がいないと日常の中でそういう方がいるということを忘れてしまうが、地域には様々な方の暮らし
があるということが映像を見て実感できた。外に出る散歩をするということにすごく意見があるのだと思った。
・ユーイチロー君が電車に乗っているときの笑顔が忘れられません。自由が保障されなければ暴力はより強固なものになっ
てしまうと思いました。理解ある介助者との出会いが彼らの生活を豊かにするのだと思います。そういう人が一人でも増
えてほしいと思います。
・コンビニに入った時に介助者が「こんにちは」といったときに、お店の方がりょうすけさんにも「どうも」って言ってい
た。ああいう当たり前の地域ができればいいのに。地域に自立している障がい者がいることを地域住民が知り、理解する
ことも大事。
・障害のある当事者の親です。たくさんの人の手、介助者の人同士のつながりがある事が大切だなぁと感じました。これか
ら成人をむかえるので今から必要な準備をしていこうと思いました。施設やグループホームでなく、地域で暮らしていけ
たらいいですね。(映画の中で食事の場面が多かったのですが、冷食、ジュース、ポテト、ハンバーガー、お菓子など‥
介助者の方への料理や食に対する支援が必要だと感じました)
・映画の中で知っている風景があって、身近なところに何らかの障害をもってる方がいるのだなあと思いました。ニュース
で見聞きすることが遠い話ではないのだということがわかりました。
・障がい者自身も自分を抑えようなど自分で考えて生活するようにしていることを知り、身の回りの人や私たちも考えなが
ら生活しないとと思いました。
・障がい者が生きやすい社会は健常者も生きやすい社会というのは全くその通りだと思う。
・重度の障がい者はいずれ必ずグループホームや施設に入所するものだという固定概念があったので、大変新鮮でした。自
立生活の可能性を考えるきっかけになりました。こんなヘルパーさんや事業所に巡り合えた人は幸せだと思いました。
(宝くじが当たったような幸運?)どうすればそんな幸運を増やしていけるか。
・小学校、中学校で上映を練馬区で率先して行ったほうが良い。
・上記に記したことも含め、社会における人間の関係性がお互いに人間としてどうあったらいいかということをひとりひと
りが考える人が多くなってほしいと思います。
3シンポジウムについて、とくに心に残った言葉や発言がありましたらお書きください。
・木村英幸さんの「トラブルが起きて当たり前いっしょに困ってみる、そして付き合い続ける。自立は依存先を増やすこ
と。障がい者との共存を具体的に考えることの大切さ」などの言葉が心に残りました。
・責任を持たせるというよりも責任をとりあうという言い方がむしろフェアなのだと気付かされました。
・ロージーさんの様にきちんと老人ホームで働くことが出来る人も沢山いるのに、その人の能力に気づかれなく残念な人が
多いのだろうなぁと思いました。
・自立とは依存先を増やすこと
・「支援者が自分の家に呼ぶなんて考えられないが、そういう関係性をつくっていけたら良い」と木村さんがおっしゃって
いたが、その人らしさを認められる関係性と社会があるということは大切なんだなぁと思った。
・石神井公園?の豊かな緑とピュアな知的障害の方々の存在感が可愛らしく感じました。練馬の地域性なのか、温かい福祉
が営まれている感じが素敵だなと思いました。
・ありのままに生きる
・コンビニの店員がシュークリームを撤収する話に感動
・自立とは依存先を増やすこと。一人で何でもできる事ではない。「無理解」の人が多い。
・自立支援生活をしている人が少ないということがわかった。ありのままでそんたくしなくてよい。
小さく生きなくていい。(ちぢこまらずに伸び伸びと)
・私自身は老人ホームでの傾聴ボランティアをわずかにさせて頂いておりますが、介助者としての基本的な姿勢のようなも
のについても学ぶことの多い映画でございました。シンポジウムもありがとうございました。登場して下さった方は男性
の方々でしたが、女性の方の自立支援のモデルケースのようなお姿も少し拝見したかったというような想いも少しござい
ました。
・ナガタさん→ありのままでいい場所が社会の中に少ない ロージー→健常者に見られて困る
木村さん→困っている人と一緒に困ってみる
・「タ-!」をうるさく感じない「迷惑」と親たちがあやまらなくていい。社会にしたいなと思いました。むしろ愛らしく
感じたのですが、フィルムを通したからでしょうか、、
・介護の一人の男性が言った、皆のためになって生きているのかなぁ、、そうだよなーの一言。
・パネリストの方々が発信したい量の多さと質の重さを感じました。
・知的障がいのある方のインタビューで「親の束縛からはなれてよかった」ということから「親の老いが心配」ということ
ばがとても心に響きました。
・桑田:自立生活以外の選択肢がなかった ロージー:普通の人に見られるのが苦労する 木村:切れる理由は本人の中だ
けにあるのではない
・特別な専門家が支援するというより、共に困り、共に話す、ということ、木村さんの言葉
・たくさんありすぎて延々と書いてしまいそうです。「人ってすてたもんじゃない」というのは嬉しかったです。ほめられ
ているみたいで。かかわりををもつ、とにかくかかわりをもつということに尽きると思います。
・けんたろうさんの「小さく生きなくてよくなった」という言葉
・賢太郎さんの上下関係のないこと。それが目指すべき社会、世の名
・地域で自立して生活するには知ってもらうということが必要だと思った。そして多様性を認め合える社会、障がいの有無
に関わらず、ありのままを受け入れてもらえる社会地域になるといいなと思った。
・地域生活を支える社会の構造が進まないことも理解できないわけでない、けれど障がい者を支えてくれる人がどうやった
ら増えていくのか、福祉の仕事に誇りを持てる社会になってほしいし、社会的な立場を上げてほしいと思います。
・賢太郎さん「小さくいきなくていいのかな」
・当事者の方が「健常者に見られると困る」と言っていたのが印象的でした。お二人とも自分の言葉で話せる方でしたが、
映画では重度の方でしたのでもう少し重度の方の様子もお聞きしたかったです。(親御さん、実際に生活をしている介助
者の方のお話など)
・「障がい者も介護者も責任がとれる関係性」「行動も言葉」「健常者だ!」「小さく生きなくてよい」「個性」
・「学びの場は学校だけじゃない」もっと広くのびのびとした環境で学ぶことは大切だなと感じました。
・意思や自己決定ではなく、とにかく最後まで一緒にいる、やるという木村さんの言葉が、特に印象に残りました。
・菅原 「支援とは問題行動をなくすようにしていくべくなのか」 木村 「困っていることを一緒に考え、悩み続けるこ
とが支援なのでは」 ロージーと百瀬さんのお話は純粋で、気持ちがなごみました。自立とは依存先を増やすこと
・ナガタさんのお話にあった「学校教育」を変えていかないとやはり人は異物を排除することがあるので、子供の時からの
共存が大切。同世代の支援者が必要(現状、当事者支援者の年齢差がある)
・I-LDKの活動について谷口さん、百瀬さんの発言からヒント、発想、そしてナガタさんの言葉、考え方がとてもグットでし
た。健常者といわれる側にも問われることだとつくづく思いました。
4ご記入いただいた方についてお伺いいたします。
A年代 10 2 20 3 30 1 40 15 50 8 60 4 70~ 5 無回答 1
B性別 男 6 女 33
C障害の有無 ご本人 あり 5 なし 24 無回答 10
ご家族 あり 16 なし 19 無回答 4
知人 あり 15 なし 8 無回答 16
以下に道草ノートの写真および上映会・シンポジウムの様子を撮影した写真を掲載してあります。
それぞれの画像をクリックすると写真が拡大されます。